BOSS PS6 Harmonist レビューなど

今回紹介するのはBOSS PS6 Harmonist というエフェクターです
このペダル一言で表すと

超多機能 microPOG , Whammy , Chorus インワンペダル

といった印象です

このペダル多機能な上にBOSSお馴染みの小さな筐体ということで改めてBOSSの凄さを知らされたエフェクターです

本当に多機能すぎて説明すると長くなりますが頑張ってレビューしたいと思います

このエフェクター正直大多数の方にはオーバースペックになるんじゃないかなと思います

その多機能さから少し理解しづらく注目度もそこそこだったとかなんとか…

ただきちんと取り扱い説明書を読んで使えばその実力に驚くと思います!


まず主な使用について

・9V供給
・端子は4つ(INPUT OutputA OutputB EXP)
・EXPペダル対応
・5つのモード
・440Hzで使用
・お馴染みの小さな筐体
・モード毎に単音、和音対応

このくらいでしょうか


この筐体流れ的はBOSS PS5 SuperShifter の後継機になります

さかのぼると他も系譜もたどるようですが…

PS5をご存じではない方にはわかりづらいかもしれませんが、おっそうなのか位でお聞きください


主な改良点は

・操作が感覚的になった
・2音から3音の和音まで対応になった
・Whammyみたいに使える機能が音域などの面でパワーアップした

まとめると


PS5ですら凄まじい性能だったけどもっと使える音域などを増やしたといった感じです

何年後になるかはわかりませんがPS7とか出るときにはどんなモンスターペダルになるのか恐ろしいものです

肝心の音ですが私の好きな Alex Hunching さんがこの筐体でできる事をわかりやすくデモ演奏されていたので紹介します

ツマミ関係の説明なんですが、いつもははじめにざっと説明しますがモード別で使わないツマミも出てくるので今回は各モード毎に説明しますね…

各モードについて


まずはPitch Sihftモードです
使えるツマミは2つ

・BALANCE  … 原音とエフェクト音の割合の調整をします
・SHIFT     … 追加する音(シフトする)を選択

です

シフトのパラメータはこんな感じです

原音とミックスがあるのでもちろん重ねる量も変えれます

構造的には原音をスライド(シフト)したものを重ねるので和音もいけるといった感じだそうです

和音に対応しているという事でこのモード使いやすいです

オルガン的な音であったり、下のオクターブにシフトする事でWhite StripesのJack WhiteさんがSeven Nation Armyで見せたようなオクターバーのような使い方をすることもできます

そして上のオクターブを重ねてmicroPOGみたいに使うこともできます
まぁオクターブにメインを絞ったPOGほど細かくは設定できませんが、聞く人にはPOG?と思わせれるのではないでしょうか
ボリューム奏法と合わせてシンセっぽく弾くのもいいなあと思います


次にHarmonyモードです

MajorモードとMinorモードがそれにあたります

Major  … メジャーで和音を構成
Minor  … マイナーで和音を構成

使えるツマミは両モード共に3つ

・BALANCE  … 原音とエフェクト音の割合の調整をします
・SHIFT     … 和音(ハーモニー)の構成を選択
・KEY      … 演奏するKEYを選択

こんな感じです

ツマミのパラメータはこんな感じです

このモードおそらく音楽理論がわからない僕私には難しい!とっつきにくい!と思われる方もおられるかと思いますが
とりあえず気に入った音の構成で楽しむといった感じでもいいのではないのでしょうか

まずは気に入った構成からコードを決めて曲を作るといった具合で使ってもいいと思います

有名な所では日本での活躍でもお馴染み元 MEGA DEATH の Marty Friedman さんがGmajorで使われているそうです

ソロ活動のアルバム等でこの音よく聞く気がします

試しに歪ませた音でGmajorで弾いてみてください

あっマーティさんだ、最近のマーティさんずっとこんな感じじゃん!

と感じると思います

少し路線を変えると Queen の Brian May さんの音も再現できます!

詳しいセッティングは存じませんが、昔ではこんな小さな筐体でこんな厚いハーモニーがなんて想像もできなかったのではと思います

本当に懐の深いモードだと思います

※このモードは和音をピッチ検出で生成するため単音のみ使用可能です


次はS-BENDモードです

このモードはWhammyですといっても差し支えないのではと思います

中にはこの機能だけ気になるから他の記事はすっ飛ばしたという方もおられるのではないのでしょうか

使えるツマミは3つ

・RISE TIME  … 原音からシフトした音まで立ち上がる時間を調整
・FALL TIME  … シフトした音から原音までの立下る時間を調整
・SHIFT     … どの音までシフトするかを選択

パラメータはこんな感じです

前の機種PS5では上下2オクターブでしたがHarmonistでは-3~+4オクターブ対応となりました

進化は止まりませんね

立ち上がり立下り時間を調整できるのでEXPペダルなしでも非常に扱いやすいです

私は以前から思っていたのですが、Whammyは原音とシフトした音と立ち上がる時の音がよく使われていてペダルをWAHのように半踏みで使う人はなかなか見ないなと

そしてペダル式のWhammyは非常に大きくボードを占領してしまう

つまりラッチ式のWhammyが欲しいなあと思っていました

Degitechから最近Whammy RICOCHETというラッチタイプも発売されました

しかし如何せん大きいなあと感じていました

ですがこのHarmonistがすべて望みをかなえてくれました

本家からでる以前からこのような形で売り出していたBOSSの先見性に驚愕です

音は精度もよく特に不満もありません

有名どころでは Rage Against The Machine の Tom remollo さん Stevie Vai さんなどがWhammyの使用で知られています
以前のPS5に搭載されていたT arm機能ですが(Tremoro arm bendという意味でいいと思いますが)しっかりと残っています

あまりベンドしすぎないトレモロアームを使用した感じですね

この機能 St Vincent こと Annie Clark さんが使用されていました

彼女は現在もPS5を使用されているそうですがもちろんHarmonistでも対応可能です!

トレモロアームのないレスポールなどにも使えるこの機能おススメです!


最後にDETUNEモードです

この機能簡単に言うと

揺れないコーラスサウンド

と言った印象です

もちろんコーラスとは音の生成工程は異なる訳ですが揺れないコーラスと聞いていいな!と思われる方もおられるのではないでしょうか

使えるツマミは2つ

・BALANCE  … 原音とエフェクト音の割合の調整をします
・SHIFT    … 重ねる音のシフト量を調整

簡単なので図は省きますが、SHIFTで-20~+20セントというわずかですが幅広く重ねる音のピッチを変更可能です

プロの中にはこの揺れないサウンドが好みでそのためだけにこのシリーズの筐体を使われる方もいるのだとか

Pat Metheny さんのコーラスサウンドの原理もこれと同じだそうですよ

Patさん本人はピッチシフタ―2台にアンプを3台使う事であのサウンドを作られているそうですが、このエフェクターで完璧とはいかずとも再現できるのではないでしょうか

非常におススメです!

最後に実は取り扱い説明書はそんなに厚くなく簡単に説明してありました

実際に使ってみるとパラメータは使うにつれすぐに直観で理解できるほどわかりやすいと思いました

個人的にパラメータの配置はセンスと真心だなあとおもってまして素晴らしい配置だなと思わされました

とっつきにくそうで興味はあるけど導入には少しと思われるかもしれませんが、一度店頭などで使われてみてください

店員さんと触れていくうちに使いやすい!と思うかもしれません

悪い点ですが

申し訳ありません、あまりに多機能すぎて全体としての欠点はあまり感じていません

Micro POGの+2、-1のオクターブもHarmonyモードで代用できるので…

コスパ絶大、使い方を知ればピッチ関係はどんと来いそんなエフェクターです

最後まで読んでいただいてありがとうございます

誰かの購入の参考になれば幸いです

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です