D’aquist DQ-NYE レビューなど
今回は自分のギターを紹介したいと思います。と言っても少し前に買ったばかりなんですけど…
何やかんやでギターローンを組んだ事ってなかったんですが珍しく高めのギターを買ったので小さいローンにはなりますが初ローンを組みました。
細かい事は後で書くとして、このギター一言で表すなら
「変幻自在フルアコ系ならどんと来い、アーチトップ on ピックアップギター!」
といった感じでした。
まずは音から
この動画で弾かれている方日本の方でめちゃめちゃうまいなぁと思います。自分もこのくらい弾けるようになりたいです。備考欄を拝見したらアンプはPeavey Envoy110を使われているみたいで、あ…やっぱ知ってる方なんだなぁと思いました。話若干逸れるんですが、やっぱりJazzギターを買うとあの黒くてぼろっちいPolytoneが何となく欲しくなってくるんですけど何せ高いので横道に逸れるという言い方は良くないですが他のいい物探しをしちゃうもので、じゃあ他に好まれているアンプ、しかも安いとなると
・Peavey Bandit112 80W,12インチスピーカ,Spring Reverb,トランジスタアンプ
・Peavey Envoy110 40W, 10インチスピーカ,SpringReverb,トランジスタアンプ
どちらも5万以下でTransTubeテクノロジーだったかな…でJazz,Blues向きのアンプがあります。
あとはRoland のJCとかになるのでしょうか。
まぁ、ほんとこのアンプ使われてるなんてこの方が通なのか、年代を感じます。
そういえば自分のMarshall G15R CDもトランジスタ、Spring Reverbでいい音だったなぁ…高音もキラキラしたクリーンでアコらしさを出せる繊細なクリーンとしてこのギターにいいかもしんないです。
前置きが長くなりました。スペックはこんな感じ
・ボディサイズ 17″ width Full Acoustic, アイボリーのバインディング
・ボディ厚み 3-1/8″
・トップ材 Solid Sitka Spruce, プレス加工
・バック材 Laminated Flamed Maple, プレス加工
・サイド材 Laminated Flamed Maple
・ネック材 Maple
・指板 Ebony with Ivory binding
・フレット 22F
・スケール 25-1/2″
・ピックアップ Original Floating type humbucking
・ツマミ 1 Volume, 1 Tone on pickguard
・ブリッジ Ebony, height adjustable
・テールピース Ebony
・ペグ Schaller, M6 vintage stepped 22K Gold plated
・塗装 ALB(Almond Burst)
こんな感じでしょうか
まずボディサイズ17インチは結構普通と言いますか、Jazzギターだと定番王道な感じです。やはり弾き始めは大きいなぁと感じていたんですが、少し弾くと慣れます。と言うよりなんか弾きやすいです。この辺はちゃんと考えてないのでまだ謎って事でお願いします。
で、見た目何ですが
カッコイイと言うより綺麗だなぁと思います。すいません写真反射してます。
Daquistと言うとDangelicoから継承した感じのあのヘッドですがこんな感じ↓
正直やはり迷いました。DangelicoかIbanezかDaquistかで。何となく何ですけどDangelicoもカッコイイんですがDaquistのトラディショナルなんですが新しい感じのデザインに惹かれました。ペグのつまむところだけはDangelicoじみてて好きです。このヘッドBC richのヘッドを思い出します。メタルだなぁ…嘘です。
この指板、テールピースをエボニーで仕上げるというやり方はDaquistさんが定番にしたそうです。
正直迷っていたのがIbanez Pat Metheny Sig PM100と言うギタ―でテールピースが金属製と言う事であれもまた違った音がしてどうしようか迷いましたが、最近のPat Methenyもエボニーテールだしエボニーじゃないかなぁ…と思ってDaquistにしました。
でまぁなんでDaquistなんだってところなんですけど自分はJoe Passさんが大好きでよく聞いているんですがその中でも特に好きなアルバムでJoe Pass Vatuoso vol.3と言うアルバムがあるんですがその表紙が地味なんですがDaquist何ですよね。もちろん日本製でなくJames Daquist制作の物ですが…
JOE PASSモデルにはなると思うんですが、ほんとそんだけです。ただ好きってだけです。
1ハムいいなぁこれもまたいい音だなぁと思います。
・所謂(いわゆる)寺ダキ
このギターは所謂寺田楽器、日本製D’aquist,寺ダキなんて呼ばれるものになります。ネットではかなりたたかれているみたいなんですけど悪い気は全くしないです。そりゃモダンギターのルシアーとも呼ばれたJames Daquistさんが作ったものとでは違うよなぁと思います。また種類も変わりますがGibsonのL5を試奏した時のアレとはやっぱり異なりますが
このD’aquistはフラットでいいなぁ
と思います。どうフラットかと言いますと、アンプによってもコロコロ変化しますし、Jazzだけかなぁと思いきや歌モノのバッキングやレッチリのGretschパートも何となくならできますし、Jazzだけと言うよりもBluesも似合うなぁと思いました。
その辺りの音色のニュアンスがジャズを一途にされていた方から酷評を受けていたのかもなぁと思います。
そんな意味で色んないいギターの音色の中間点みたいな”フラット”と言う良さがこのギターの味かなぁと思います。自分みたいになんでも漁っちゃう人にはむいているのかもなぁと感じました。
・アコギとしての音とPUについて
この音なんですよ。小型アンプで弾くと距離と音量からアンプの音が聞こえないくらいアコギ感です。いや正確にはアーチトップギター何ですけど。
Joe Passの曲でもめちゃくちゃアコギな音のアルバムがあってそれをカバーするのにもいいなぁと感じました。張るタイプのPiezoピックアップも最近はあるのでそれで取るか素直にマイキングしてもいいなぁと思いました。
で、ピックアップ何ですけどやっぱり日本で言うフルアコ(っていうみたいですコレとかは)はエレキギターとしてはやはり無駄が多いものと言うのは仕方ないっていうのがあるんですが、ここまで音がアコギだとペッとPUを取り付けた見た目と合わせてこのダイレクトに音を伝えきれない感じは、画像のトリミングみたいだなぁと感じました
ほんとにこんな感じでうまいとこ切り取ってそのあとでアンプなりエフェクターで加工してるんだなぁと思いました。当たり前ではあるんですがここまではっきりと感じたのは初めてでした。
うーんじゃあピエゾかと言われるとミックスしてみても面白いかなぁと思いました。はい余談的な話ですいません。
オリジナルピックアップの音もめちゃめちゃいいんですよ!アンプを通した音もTONE絞った音もあぁJazzだなぁと感じました。ただ生の音が良すぎてほかにもつかいたくなっちゃうなぁって感じでお願いします。
総評
良かったところ
・アコギ感がたまらない
・TONE絞った音もいい
・意外と弾きやすい
・Jazz含め弾くのが楽しい
悪いところ
・持ち運びが不便
・高い(そりゃ普通に日常から見ると高い部類かと)
・いちいち弦を緩めるのがだるい!→フルアコ等はちゃんとしとかないとブリッジが食い込みます。
くらいかなと思います。
うーん!買ってよかったです!弾くのが楽しい!ほんとそんな感じです!
教則本も一冊買いました!最近は教則本やってるのが楽しいです。これです。
この本いいなぁと思いました。ただただタイトルが好きってだけですけど。色々教則本ってあると思うんですけどメタル系だったり速弾き系の教則本は苦行に近いなぁと感じていたんですがJazz系の教則本って1つ載ってるフレーズを弾くだけでも指板いっぱいに弾いてるなぁ、いいフレーズだなぁと思ってやってて楽しいなと思いました。この本は中級者向けの内容になってました。多分始めたばっかりだと指が動かない…と思います。ある程度弾けるよって方には割と本気な内容で楽しめると思いました。
今回は話が逸れに逸れてしまって申し訳ないです。
誰かの参考になれば幸いです