Tokai ES166 SRレビューなど


お久しぶりです。今回は念願だったES335系のセミアコを購入しましたので、レビューをしたいと思います。(去年2018年の夏に購入した時のレビューになります~)

Tokaiと言いますと、Gibson系のコピーを作らせたら右に出るものは無いと言われたり、Tokai があるならGibsonは要らないと一部の信者的な方からは言われる様なメーカーになります。

個人的に思うのですが

“ビンテージの一本が欲しいならGibsonのオールド、今からの一本が欲しいならTokaiで間違いない
。”

と思ってます。そんな訳で自分は前々からESを買うならTokaiのが欲しいと思っていた所がありまして、念願の夢が叶ったのと合わせてやっと自分のセミアコが持てる事に嬉しい限りです。


前置きは置いておきまして、このセミアコ一言で表すなら

“オールラウンダー、そしてTokaiならでは独特なクリーン”

と言うのが1番合っているのかなと思います。


まずはスペックから

・ボディ構造:セミアコ
・ボディ:メイプルトップ、メイプルサイド&バック
・ネック:1ピース・マホガニー、セットネック
・ネックの仕込み角度が特殊
・塗装:ウレタンフィニッシュ
・指板:ローズウッド
・ナット幅:41mm
・スケール:625mm
・ピックアップ:MK-2×2
・コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3WAYスイッチ
・ブリッジ:HLS-VB Bridge
・付属品:ハードケース
・生産国:Japan

ざっとこんな感じでしょうか。スペックから見て強調しておきたいところは、ナット幅が若干狭く作られていること。ネックの仕込み角度がGibsonと異なり深めに設定されている事くらいかと思います。



この機種については今回で廃番となる為、次回後継機から値上がりするそうです。そんな訳もありまして、廃番価格で1万円ほど安く買う事ができました。
まず音から
TokaiのESのクリーンと現行のGibsonのクリーンは結構違います。と言うのがやはりあると感じてます。
型番違いになるので細かい違いはあると思いますが動画を


確かにクリーンはモダンなGibsonとはかなり違うなぁと感じました。あまり抽象的すぎる表現ってこういう時に使いたく無いんですけど、まっすぐで素直な音ってよく言いますけど、それってこう言う音を表現する時に言うんじゃないかなぁと思います。

サイト名忘れちゃいましたけどネットである方がTokaiのESはGibsonの何年製に音が近いのか。ってやってたんですけど63年製より59年製の方に近く、

63年製の音の再現が今のGibsonの音
59年製の音の音再現が今のTokaiの音


みたいに結論づけられてました。まぁ自分がその辺比較してないので参考にどうぞとは言えないですけどそんな風に捉える方もいるくらいで聞いて頂けると幸いです。製造方法とか(膠接着とか、木材の選定、スタッドの長さとか)を59年辺りのを意識して守ってやっているそうなので59年製に音が近いと言うのもあながち…といいますか、出音と合わせてTokaiの音の根っこはそっちに近いなぁと思います。



仕様の面から音に関して思う所を挙げていきますと、先ずはオリジナルのピックアップが良いなぁと思います。先にも書きましたが確かTokai Original Vintage PAF mk2だったと思います。ハムなんですけど出力がかなり低めでアンプに繋いでも普通のハムだと歪む様なセッティングでも、シングルコイルのギター繋いだ時と同じくらい歪まないなぁと感じました。測ってないので詳細はわからないですけど、シングル並みの出力だなぁと思います。割とセミアコやフルアコ、アーチトップのギターのピックアップは出力低めでクリーンが鮮明な方が良いと思いますので、ESにあった良いピックアップだなぁと感じました。

TokaiのESの著名な使用者だとMatt Scofieldさんがいらっしゃるんですけど、Mattさんはlindy flaulin のピックアップに変えられているそうですが、リンディがトレブルが高くてシャープなキャラクターが売りなので、確かにBluesに思い入れが強い方にとっては良い変更だなぁと思います。が、特定のジャンルに重きを置かないならTokai オリジナルはベストかもなぁと感じました。そんなキャラクターと思って頂けると幸いです。

で、膠接着
これがTokai の一番好きなところです。基本的にTokaiの高めのモデルは膠接着になってます。自分の経験則なんですけどTokaiのles Paul、ES335で10万超えたモデルで外れを見たことがありません。どれも凄い良いなぁって感じるんですけど、膠接着と言うのが結構キモなんだろうなと思います。詳しい事は知らないですけど膠接着と言いますと温度調整が熱すぎても、ぬるすぎてもダメで接着面の凹凸とかでも接着具合が大きく変わってくる手法とは聞いているので、よくこんな労力注ぎ込んで作ってるなぁと思います。店員さんにお聞きしたんですが、Tokaiの工場見学に行った時に職人さんから聞いた話ではTokaiは音の為に徹底的な非効率生産でやっているそうです。個人的にですが昔の、特に昔のGibsonと同じ膠接着に注力している点は予算やお金と時間を掛けてでもやる所として本当に目の付け所が良いなぁと感じました。

で塗装に話を移しまして、自分のこのES166 SRはポリウレタン塗装なのですが、特に気になる感じはありません。試奏させて頂いた時にラッカー塗装のものと比較したんですけど、塗装が音色に占める部分はそこそこあると思うんですけど、それより膠接着やセットアップ、その他パーツの選定の方が占める割合が大きいようにように感じたので特に気になりませんでした。塗装はもともと音色やる演奏し易いコンディションを保つために塗る物だと思うので、音色を意識した細やかな配分とかはよくわからないですけれども、状態保持と湿気、気温に対してはポリウレタン塗装の方が強い場面はあるんじゃないのかなぁと思います。
 まぁ経年劣化というより変化していくとラッカーの方が良さが割合多いのかもしれませんがその辺はしばらく使い続けてわかるような気がします。



最後に個人的にTokaiの好きな所なんですけど、自分は割合ビンテージに興味があんまり無いです。良いなぁと思うものはありますけど本心では

“クラシックをもう一度考えて作り直した”

ギターやアンプが好きです。アンプについてはEgnatorがそんな感じですごく好きなんですけど、すいません話が逸れました。
Egnatorのレビューはこちら

Tokaiにもそんな感じかあります。


嬉しかったのがケースに”REBORN OLD “って銘打ってありまして、やっぱりこういうメーカーややり方がすきだなぁと思いました。



おまけで幾つかこんな感じだったんだと思った所を写真で紹介しておきたいと思います。詳しい方はへーこうなってるんだー、あーなるほどねとか思って頂けると幸いです。
先ずTOKAIのこのロゴ好きです。カッコいい



アッセンブリーも自分はあんまり見かけない感じだなと思いました。なんか丈夫そう。そして若干重い。比較対象があるなら測ってみたいです。

好みの音が出れば正直他のでもいいんですけど、オレンジのコンデンサーでした。わかり易い拘りだなぁ…と思いました。

センターブロックをまじまじと見て触るのは初めてでしたけど、見るからに固そうな木材が入ってました。実際触っても硬いです。

そんな感じでTokaiのES335のレビューでした。思うのがほんとに弾きやすくて、生音で練習できるのもいいなと思います。ほんとに買ってよかった。

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2件のフィードバック

  1. ムーン より:

    はじめまして。
    昔の記事についての質問なんですが、
    ギターにSHOを内蔵したく、こちらのブログにたどり着きました。
    いざ、SHOのクローンを作ったのですが、ギターへの、配線がよくわかりません。
    もしよろしければご教授いただけますか?

    • pabro@ より:

      コメントありがとうございます!
      ムーンさんがどんな感じでとりつけをしたいのかにもよると思うのですが

      ・トゥルーバイパススイッチの配線の仕方

      で検索してその配線をトグルスイッチで行えば、いいと思います。
      トゥルーバイパススイッチの配線はエフェクター自作でされている方が多いので検索していただければわかると思います。

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